悟りのある人はいない、 神を求める人はいない。
神は天から人の子を見おろして、 賢い者、神を尋ね求める者があるかないかを見られた。
わたしたちも以前には、無分別で、不従順な、迷っていた者であって、さまざまの情欲と快楽との奴隷になり、悪意とねたみとで日を過ごし、人に憎まれ、互に憎み合っていた。
わたしの民は知識がないために滅ぼされる。 あなたは知識を捨てたゆえに、 わたしもあなたを捨てて、わたしの祭司としない。 あなたはあなたの神の律法を忘れたゆえに、 わたしもまたあなたの子らを忘れる。
なぜなら、肉の思いは神に敵するからである。すなわち、それは神の律法に従わず、否、従い得ないのである。
「わたしの民は愚かであって、わたしを知らない。 彼らは愚鈍な子どもらで、悟ることがない。 彼らは悪を行うのにさといけれども、 善を行うことを知らない」。
わたしはわたしを求めなかった者に 問われることを喜び、 わたしを尋ねなかった者に 見いだされることを喜んだ。 わたしはわが名を呼ばなかった国民に言った、 「わたしはここにいる、わたしはここにいる」と。
あなたがたは主にお会いすることのできるうちに、 主を尋ねよ。 近くおられるうちに呼び求めよ。
助けを得るためにエジプトに下り、 馬にたよる者はわざわいだ。 彼らは戦車が多いので、これに信頼し、 騎兵がはなはだ強いので、これに信頼する。 しかしイスラエルの聖者を仰がず、 また主にはかることをしない。
さらに、神の子がきて、真実なかたを知る知力をわたしたちに授けて下さったことも、知っている。そして、わたしたちは、真実なかたにおり、御子イエス・キリストにおるのである。このかたは真実な神であり、永遠のいのちである。
そして、彼らは神を認めることを正しいとしなかったので、神は彼らを正しからぬ思いにわたし、なすべからざる事をなすに任せられた。
彼らは自ら知者と称しながら、愚かになり、
だれでも御国の言を聞いて悟らないならば、悪い者がきて、その人の心にまかれたものを奪いとって行く。道ばたにまかれたものというのは、そういう人のことである。
イスラエルの誇は自らに向かって証言している、 彼らはこのもろもろの事があっても、 なおその神、主に帰らず、 また主を求めない。
その枝が枯れると、折り取られ、 女が来てそれを燃やす。 これは無知の民だからである。 それゆえ、彼らを造られた主は 彼らをあわれまれない。 彼らを形造られた主は、彼らを恵まれない。
しかもなお、この民は自分たちを撃った者に帰らず、 万軍の主を求めない。
「思慮のない者たちよ、あなたがたは、いつまで 思慮のないことを好むのか。 あざける者は、いつまで、あざけり楽しみ、 愚かな者は、いつまで、知識を憎むのか。
主を恐れることは知識のはじめである、 愚かな者は知恵と教訓を軽んじる。
民のうちの鈍き者よ、悟れ。 愚かな者よ、いつ賢くなるだろうか。
悪を行う者は悟りがないのか。 彼らは物食うようにわが民を食らい、 また神を呼ぶことをしない。
次のように書いてある、 「義人はいない、ひとりもいない。
すべての人は迷い出て、 ことごとく無益なものになっている。 善を行う者はいない、 ひとりもいない。